注文住宅を購入するリスク

最近住宅を購入した。購入に当たって期間も長期にわたりかなりのストレスもかかったのでその経験を気持とがわりと落ち着いてきた今になってまとめて記録しておこうというのが今回の記事の趣旨だ。

住宅購入、特に注文住宅の購入は精神的・金銭的・時間的余裕が圧倒的にある人間以外にはおすすめできない。私の身に起こったイベントとそれに伴って考えたことをこれから書いていく。

私はすでにマンションを購入していたため住宅購入の意志はまるでなかったが、子供が生まれ部屋が狭く感じるとのことで家族に住宅購入を依頼された。日中は外で遊んで寝たり食事をするために家へ帰ってくればそこまで不自由しないだろうと考えていたのと、広い場所で住むためには相対的に土地価格の低い地方へ移住するべきと考えていた。同様の考えを感覚的にも持っているだろうという甘い見通しが結果的に首都圏で土地住宅購入をすることとなり結果的に法外な出費につながった。

まずここで言えるのは相手の知識経験に期待しすぎずこれから起こるであろうリスクと社会一般的な価値観、トレードオフの事実などをしっかり話し合うことだ。「うちの人は色々わかっているだろう」と思ってはいけない。自分自身が過去の自分が思っていたより賢いなどと思ったことはないだろう。むしろ「こんな大人になるはずじゃなかったのに」と見当違いになるケースのほうが多いのではないかと勝手に思っている。自分のことすらろくにわからない人間がほとんどの中で他人の価値観が自分と同じであると考えるほうが現実が見えていないだろう。話し合うにしても具体的に細かく数字なども出して価値観を詰めていく必要がある。「話したからなんとなくわかってくれているだろう」という「なんとなく」にすべてのリスクは潜んでいるのだ。

ちょっと力が入りすぎてしまったので他の機会に追加記事を作成しようと思う。何事も感情的になるとろくなことはない。

コメント

タイトルとURLをコピーしました